10月10日のプログラム

9:00-10:05 若手研究者フォーラム

〈分科会9〉古代の芸術(論)

司会:津上 英輔(成城大学)

9:00-9:30 / 風戸 美伶(一橋大学)
なぜプラトン『イオン』の対話相手はイオンであるか—詩作、吟誦という解釈的行いについて—

9:35-10:05 / 野々瀬 真理(東北大学)
「ファウヌスの家」の《猫と鳥、鴨、魚介のモザイク》—古代ローマの静物画に関する一考 察—

〈分科会10〉音楽2

司会:増田 聡(大阪市立大学)

9:00-9:30 / 宮路 星史(関西学院大学)
ロシア正教会の作曲家としてのP.I.チャイコフスキー

9:35-10:05 / 西澤 忠志(立命館大学)
「明治30年代の西洋音楽と「教養主義」との結びつき ——明治30年代の石倉小三郎による音楽評論から

〈分科会11〉西洋美術2

司会:吉田 朋子(京都ノートルダム女子大学)

9:00-9:30 / 河村 耕平(東北大学)
ヨーリス・フーフナーヘル《植物や果物、小動物に枠取られたレダと白鳥》における画家の蒐集趣味と自然観

9:35-10:05 / 宮下 明日香(関西学院大学)
「フラゴナール《ぶらんこ》(1767年)における演劇的要素について

〈分科会12〉現代美術と映像

司会:佐藤 守弘(同志社大学)

9:00-9:30 / 伊藤 結希(草間彌生美術館)
フランシス・ベーコンにおけるリアリティー ——写真と映画の比較から

9:35-10:00 / 高橋 沙也葉(京都大学)
リチャード・セラの初期作品(1966-1972)におけるドキュメンテーションの位置付けとその政治的背景

10:20-11:45 一般発表

〈分科会13〉環境・インスタレーション

司会:伊東 多佳子(富山大学)

10:20-11:00 / 松山 聖央(武庫川女子大学)
人工物の現出——道具の非道具的知覚をめぐって

11:05-11:45 / 飯盛 希(東京芸術大学)
パロディとしてのミニマル・アート ――ロバート・モリス「彫刻についての覚書」の成立について

〈分科会14〉美学理論1

司会:川瀬 智之(東京芸術大学)

10:20-11:00 / 内藤 慧(東京大学)
ドゥルーズ&ガタリの「リトルネロ」概念を解明する

11:05-11:45 / 濱田 明日郎(京都大学)
ベルクソンにおける「質料の創造」の意義

〈分科会15〉装飾・工芸

司会:三木 順子(京都工芸繊維大学)

10:20-11:00 / 柳川 太希(成城大学)
いけばなにおける植物の生:いけ手を介して自らを実現する

11:05-11:45 / 竹内 有子(京都先端科学大学)
オーウェン・ジョーンズ『装飾の文法』を再読する

〈分科会16〉美学理論2

司会:岡本 源太(岡山大学)

10:20-11:00 / 片桐 亜古(京都大学)
芸術作品の成立をめぐって ――パレイゾン美学における芸術のペルソナ的特性と社会性

11:05-11:45 / 石川 茉耶(早稲田大学)
「無関心性」概念から考えるフェミニスト美学

11:45-13:15 昼休憩

13:15- シンポジウム

「新・限界芸術論」

登壇者

若島正「芸術作品としてのチェス・プロブレムと詰将棋」

西村明(東京大学・宗教学)「政教分離フィルター濾過後の残留宗教性と芸術」

伊藤亜紗(東京工業大学)「ケアと芸術」